みなさん、こんにちは!
「WordPressはSEOに強い。」なんてことを何処かで目にしたことはありませんか?
これは全くの嘘といってもいいでしょう。
WordPressの初期のテーマはある程度内部対策は行われていますが、他の内部対策がしっかりと施されたテーマに比べると全然です。
ですので、しっかりとWordPressで内部対策を行う方法を伝授致します。
この記事の目次
WordPressで行うSEO内部対策の方法
早速行う前にまずは知っておくべきことから紹介します。
内部対策を行う上で知っておくべきこと
そもそも何をするべきなのかです。
SEO対策=Googleへの対策なのでGoogle検索エンジン最適化スターターガイドをまず抑えましょう。
これはSEO初心者に向けたGoogleが提供する資料です。
ここで記載されているのは主に6つの項目です。
- 基礎
- サイト構造
- コンテンツ
- クローラー
- モバイル
- プロモーション・分析
上記の項目の中で内部対策にあたるのは「サイト構造」の項目です。
このGoogle検索エンジン最適化スターターガイドに記載されている「サイト構造」の部分をしっかりと抑えておくのが大前提です。
むしろ、この項目の内容がしっかりとサイトに反映されていたら内部対策はほぼ完璧に近いです。
では、Google検索エンジン最適化スターターガイドに沿って解説していきます。
WordPressで行う内部対策
実際にWordPressで内部対策を行うにはどのようにしたら良いのでしょうか?
まず始めにURLの構造から改善しましょう。
分かりやすいURL構造にする
検索結果にはURLが表示されますよね?

このようにURLは意外と目立つ色で表示されています。
もしこのURLが分かりにくい構造になっていたら、SEO的にもユーザビリティ的にも駄目です。
まずクローラーがURLでどんなページかが理解できず、またユーザーもURLを見ただけは何のページか分かりません。
ですので、URLの構造は簡潔かつ短いものが好ましいです。
WordPressでの設定で説明します。
設定→パーマリンク設定から投稿のURLパターンを編集しましょう。

1番簡潔なURLが設定できる「投稿名」を推奨します。
次に、投稿を編集する際に設定するパーマリンクを簡潔かつ分かりやすいURLにします。
この記事では「https://anyushu.com/wp-seo-measures/」にしています。
見てお分かりになるかと思いますが、タイトルに沿った単語をURLに設定しています。
これによりユーザーに分かりやすいURLとなります。
サイト階層構造を見直す
上記で説明したURLを簡潔に設定したとしても、サイト自体の階層構造が分かり難いものだと意味がありません。
例えば、「https://anyushu.com/category/seo/’記事パーマリンク’」だと、どういう階層に記事が属しているかわかりますが、これが「https://anyushu.com/001/012/112/’記事パーマリンク’」だと記事がどういった階層にあるかURLでは判断し難いものとなってしまいます。
これでは、クローラーが巡回し難いものとなってしまいますので、WordPressでカテゴリーなどを決める時は気を付けましょう。
パンくずリストを設ける
パンくずリストを設けることにより、ユーザーが今どの階層のどのページにいるかがわかりやすくなります。
また、検索結果でのURL表示も正しくパンくずリストを設置することで、パンくずリストのアンカーテキストが反映されます。

上記の画像のURLで見て取れますように、WordPressで設定したカテゴリー名がURLより優先されます。
WordPressでは簡単にプラグインでパンくずリストを設置できます。

こちらの「Breadcrumb NavXT」がおすすめです。
詳しい使い方はこちらから。
Breadcrumb NavXTの使い方ーWordPressプラグイン【初心者向け】
XMLサイトマップを設置する
XMLサイトマップとは…
XMLサイトマップ(sitemap.xml)とは、ウェブサイト内のURLを記述するxml形式のファイルを指します。検索エンジンがサイト内のURLを集める手掛かりとなるため、XMLサイトマップの設置はクローラビリティの改善に繋がります。
引用元:SEO HACKS
WordPressではプラグインで簡単にXMLサイトマップを設置することが出来ます。
「Google XML Sitemap」が1番おすすめです。
詳しい使い方はこちらから。
ユーザー専用のHTMLサイトマップを設置する
上記で説明した、XMLサイトマップはクローラーのためのサイトマップです。
HTMLサイトマップはアクセスしてきたユーザーがサイト階層を素早く一覧で確認するためのものです。
Googleのガイドラインにもユーザー向けのHTMLサイトマップを設置することを推奨しています。

では、WordPressで設置する方法ですが「PS Auto Sitemap」がおすすめです。
404ページを設置する
404ページとは…
404ページとは、WEBサイトにアクセスする際、リンク切れなどで、ユーザーがアクセスしたページが存在しない場合に、表示されるエラーページのことです。この際、ステータスコードが404で処理されるため、404ページと呼ばれています。
引用元:SEO HACKS
このページが無いとどうなるか、WordPressの場合ですと404.phpが用意されていないとトップページへリダイレクトされてしまいます。
つまりユーザーはアクセスしたかった場所ではないページが表示され、混乱します。
これをGoogleクローラーも感知しSEOに影響を及ぼしてしまいます。
WordPressの配布テーマなどには予め設置されていることがほとんどですが、自作テーマや稀に404.phpがないテーマもありますので気を付けましょう。
レスポンシブデザインを採用する
レスポンシブデザインとは…
デバイスの大きさに応じてデザインが変化することです。
つまりスマホからのアクセスの場合はスマホ用のデザインに、タブレットからのアクセスの場合はタブレット用のデザインが表示される仕組みになっていることです。
最近「モバイルファースト」という言葉を聞いたことはありますか?
近年スマホユーザーの急増により、PCサイトよりもスマホ向けサイトに対するクローラーの動きが活発です。
ですので、レスポンシブデザインを採用することによりこういった対策もできるわけです。
私がおすすめするレスポンシブデザインのWordPressテーマ
無料テーマ「Xeory」
有料テーマ「ストーク」
SEO対策において、してはいけないこと
内部対策したのはいいが、それ以外でペナルティを受けては意味がありません。
ですので、最後にしてはいけないことのリストアップをします!
使用してはいけないこと
- コンテンツの自動生成
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- コンテンツの無断複製
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- リッチ スニペット マークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
これはGoogleのウェブマスター向けガイドラインに更に詳しい書いてますので確認必須です!